睾丸の炎症の真の痛み

睾丸が炎症していることのはじまりは偶然に気づくことが多いのです。たとえば、息子が激しい勢いでパパの膝に飛び乗ったというようなことです。
父親は睾丸のあたりを打ったので痛むのだと思ったりします。ですが、多くの場合は副睾丸の炎症が痛みの真の原因なのです。
もちろん活発な息子がいなくても気付くことはあります。感染にともなって陰嚢が腫れることもあるし40度もの高熱がでることもあります。
クラミジア菌などのバクテリアの感染が炎症の原因になったりもします。これらの細菌は、前立腺のあたりから輸精管、場合のよってはリンパ管を通じて副睾丸に広がっていきます。深刻な症状だと睾丸そのものも感染します。
その病気の治療はかなり簡単です。まず患者に必要なのは安静です。
医師は、陰嚢を腹のほうに引き上げられた状態にします。
陰嚢の下に氷片を巻きつけて冷やすと同時に、抗生物質と鎮静剤を処方します。治療が適切なら、急性症状は数日後にはなくなります。
しかし、腫れが完全に引くまでにはなお数週間が必要です。
副睾丸炎というのはいつも急性です。
しかし、場合によっては炎症が慢性化することもあります。慢性化すると、睾丸を包んでいる二種の被膜層の間でおこなわれる液体の生産と吸収が妨げられることになります。
そうすると、そのあたりに水っぽい黄色い液体が貯まり、睾丸は風船のようにふくらんでいます。
これは陰嚢水腫と呼ばれる病気です。
これを治療するには手術するしかありません。
副睾丸の頭部に、別種の腫物ができることがあります。この嚢胞は白い液体を含んでいて、大きさはソラマメからオレンジぐらいまでいろいろです。手術で除去するのが唯一の解決法です。

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